校長室よりR4

水質検査出前講座お世話になりました!

2022年6月2日 10時00分 [管理者]

国土交通省関東地方整備局 利根川上流河川事務所調査課の方々、
(株)東京建設コンサルタントの皆様に、本日は大変お世話になりました。
(活動の内容、様子はどうぞブログをご覧ください)

校長ブログR3

卒業おめでとう

2019年3月19日 13時18分 [古河五小]

式辞
◇挨拶 略
◇十七名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。先ほど一人一人に 卒業証書をお渡ししました。小学校の全課程を修了した証となります。皆さんは、この学校に入学した日を覚えていますか。その日から六年間という長い年月、いつも皆さんのことを心配し、健やかな成長を願われたご家族の方々、ともに喜びや悲しみ、悩みを分かちあった友人たち、そして、地域の皆様方など、多くの人たちの温かい思いがあって、今日の式が迎えられたわけです。そっと目を閉じて,皆さんを支えてくれた人たちの顔を思い浮かべてみてください。そして、深い感謝の気持ちを心に刻んでください。
◇最上級生としての四月からの一年間、皆さんの大きな成長を感じてきました。入学したての一年生の面倒を見ながらリーダーとしての責任を果たした運動会。学校を代表し、精一杯努力した陸上記録会、音楽会。練習への一生懸命さが成果として発揮されていました。さらに修学旅行や校外学習での規律正しい立派な態度。登下校班や縦割り班活動では下級生にやさしく接する姿がありました。これらの頑張りや,やさしい姿は、後に続く下級生のよきお手本となりました。とても感謝しています。
◇さて、今 私たちを取り巻く世界は、自動車の自動運転やお掃除ロボットなど、これまで人が担ってきたことを人工知能がとって代わろうとしています。皆さんはそんな未来を生きていくわけですが、人工知能に任せるだけではいけない事があります。 それは人との関わりです。相手の表情や仕草から心情を読み取り言葉を選びそっと手を差し伸べる。これは機械にはできないことであり、人が忘れてはいけないことです。相手の心に意識を向けようとするおもいやりの心を育てていってほしいと思います。
◇そして、昨年ロシアで行われたサッカーのワールドカップを覚えていますか。日本はベスト十六まで進みましたが、それ以上にある事で,世界中から賞賛されました。それは試合後の勝利のうれしさ,敗戦後の悔しさの中であるにも関わらず,日本人サポーター達が自らスタンドのゴミ拾いを行ったことです。日本代表の選手やスタッフも,ロッカールームをきれいに掃除し,ロシア語で,ありがとうのメッセージカードを残していったそうです。
◇どんなに便利で自由な世の中になっても、私たちが忘れてはいけないこと、大切にしなければいけないことがあるのです。皆さんにとっては,それを探して身につける旅の始まりです。四月からはいよいよ中学生です。今まで以上に自分の目標に向かって、自分自身で成長しようとする意識が大切になります。
◇「努力に勝る天才はいない」という言葉があります。努力するものは天才を超えるという意味ですが、天才とは自分の夢のことでもあり、目標のことでもあります。例え小さな一歩でも確実に前進することが大切です。皆さんは「平成」という時代の最後の卒業生であり、そして新しい時代の最初の中学生です。皆さんの活躍を期待しています。

◇保護者の皆様に一言 お祝いとお礼を申し上げます。義務教育の最初の六年間を無事終えられ今日の日を迎えられましたこと、本当におめでとうございます。この六年間、さまざまなご心配やご苦労もあったことと思います。しかし、今こんなにも立派に成長した姿に感慨ひとしおのことと思います。今日まで、お子さんの健やかな成長を願いつつ、本校の教育活動に温かいご理解、ご協力をいただきましたことに、心からお礼申し上げます。
◇結びの挨拶 略
 平成31年3月19日 古河市立古河第五小学校長 竹村 靖