3・4年体育 「命を守るために~着衣水泳~」
2024年7月16日 17時21分 [担任④]3・4年生にとって、今年最後の水泳学習。
ここでは、泳力ではなく、命を守るための行動について学習しました。
ジャージを着て、いざ、着衣水泳学習の開始です。3つの体験活動の中で、命を守るための行動について考えました。
【①お、重い…!】
まずは、服を着たまま水に入って、いつものウォーミングアップ。体の動かしにくさを感じながら、一生懸命流れるプールを作りました。
「流れに逆らう時がつらい」「体がすごく重たい」「上がるのが大変」体力が大きく奪われることを学びました。
【②自分が水に落ちてしまったら】
次に、服を着たまま入水してしまったときの適切な行動について考えました。ばたついても沈むだけ。「人間の体は2%しか水面に浮かない」ということを、先週の生徒指導のお話でしっかり学習していた皆さん。水泳学習時の「浮く」がここに生きるんですね。
慌てずに体を浮かせることが第一ですね。
【③水中でもがいている人を見つけたら】
最後に、もし近くで溺れかけている人を見つけたら・・・
泳ぎが得意でも、泳いで行くのは危険!誰も助からない可能性もあります。
ロープを投げるのは?逆に引っ張られて巻き添えになってしまうかも。
「浮かせてあげる!!」やはり、浮く環境を作ることが大切ですね。2Lペットボトルやサッカーボールなどが有効でした。
最後は、重くなった服を脱いで、自由時間を楽しみました!
全国では、すでに水の事故で命を落としてしまった小学生がいます。夏休みを越えて、皆さんが元気でまた9月に会えるよう、心から願っています。
実りのある、水泳学習でしたね♪